【専門家監修】EDRのおすすめ製品やソフト・ツール10選|EPPやNGAVとの違いについても解説!

在宅勤務やテレワークの増加により、それぞれの端末に対する脅威も高まりつつあります。多くの企業はセキュリティ対策に取り組んでおりますが、中でもEDRに多くの注目が集まっています。

今回はEDRについて、その具体的な中身や機能、おすすめの製品を紹介し、それぞれ比較していきます。

この記事の監修者

Capy株式会社|松本 悦宜 (まつもと よしのり)

セキュリティベンダーにてセキュリティ診断や緊急対応マニュアルの策定支援、トレーニング講師などを行う。2020年よりセキュリティ・キャンプ全国大会講師に就任。
 現在は、Capy株式会社にてサイバーセキュリティに関する研究開発や分析などに携わる。著書(共著)に『WordPressプロフェッショナル養成読本』(技術評論社)、『インターネット白書2015」(インプレスR&D)がある。

目次

EDRとは?

EDR(Endpoint Detection and Response)は、ネットワークに接続されているエンドポイント(端末)の監視と応答を行う製品やサービスの総称です。

エンドポイントは、コンピュータ、ノートパソコン、サーバ、モバイルデバイスなどのデバイスを指し、ネットワーク上で重要な情報を処理・保存しています。

EDRの主な目的は、エンドポイントの挙動をリアルタイムで監視し、潜在的なセキュリティ侵害や異常な活動を検出することです。これにより、マルウェア感染や不正アクセスなどのセキュリティリスクに対処することが可能となります。

EDRとEPPの違いについて

EDR(Endpoint Detection and Response)とEPP(Endpoint Protection Platform)は、エンドポイントセキュリティのアプローチにおいて異なる役割を果たします。

EPPはエンドポイントに対するマルウェア感染などの被害を未然に防ぐための製品です。

具体的にはファイアウォール、アンチウイルス、侵入検知システム(IDS)、データ暗号化、デバイスコントロールなどのセキュリティ機能を統合しています。

一方、EDRはエンドポイントの検知とレスポンスに特化したソリューションです。エンドポイント上の挙動をリアルタイムで監視し、高度な脅威や未知の攻撃を検出します。異常な挙動や攻撃の兆候を検知した場合、EDRは即座に対処策を実施し、セキュリティインシデントに対応します。

そのため、EPPとEDRを組み合わせて使用することで、エンドポイントセキュリティをより総合的かつ効果的に強化することが可能となるのです。

EDRとNGAVの違いについて

また、EDR(Endpoint Detection and Response)と先ほど解説したEPPの一種であるNGAV(Next Generation Anti-Virus)も、エンドポイントセキュリティにおいて異なる特徴を持ちます。

EPPの一種であるNGAVは、機械学習や挙動分析などの先進的な技術を使用し、未知のマルウェアやゼロデイ攻撃に対して高い検出能力を持っています。

つまり、NGAVは主にマルウェアの検出・阻止に重点を置き、先進的な検出技術を利用している点が最大の特徴であり、他方EDRはエンドポイントの挙動監視とセキュリティインシデントへのリアルタイム対応に特化しています。

先述したEPPの中でもNGAVは「次世代アンチウイルス」と呼ばれており、昨今のサイバー攻撃の多様化を背景に、注目を集めている技術の一つだと言えます。

EDRの機能

EDRは、エンドポイント上の挙動を監視し、セキュリティインシデントの早期検知や迅速な対応を可能にする機能を有しています。では、なぜEDRでは迅速な問題検出と対応が可能なのでしょうか?

ここではEDRの主な機能について詳しく解説します。

ログ監視・保管

EDRの機能の中にログ監視と保管があります。

ログはエンドポイントやネットワーク上のイベント情報を記録したもので、異常な挙動や攻撃の兆候を検知するための重要な情報源です。

EDRはリアルタイムでログを監視し、異常なアクティビティを特定します。また、重要なログデータを長期間保管することで、過去のイベントや攻撃の解析、法的な要件のための情報提供が可能となります。

ログの管理についてもっと知りたい方は以下の記事もぜひご覧ください。

検知・侵入阻止

検知と侵入阻止もEDRの重要な機能だといえます。EDRは、エンドポイント上で発生する異常な挙動や攻撃を検知し、即座に対策を講じる役割を果たします。

EDRは機械学習や挙動分析などの最新の技術を活用し、既知の攻撃パターンや異常な挙動を検知します。また、外部の脅威インテリジェンス情報も利用して、新たな脅威にも対応します。

また検知された攻撃や異常な挙動に対して、即座に侵入措置の対策を講じます。侵入措置対策には、攻撃元の遮断、感染したファイルの隔離、不正プロセスの停止などの措置が含まれます。

不正検知についてもっと知りたい方は以下の記事もぜひご覧ください。

ログ解析

ログ解析は、エンドポイントやネットワーク上で生成されるログデータを分析し、セキュリティインシデントの特定や攻撃の原因究明に役立ちます。このログ解析機能もEDRが持つ機能の一つです。

ログ解析によって、過去のログデータから攻撃の手法やパターンを分析することが可能です。これにより、新たな脅威の特定やセキュリティ対策の改善につながります。

インシデント対応

インシデント対応は、セキュリティインシデントに対する対応策、対応手順のことです。ちなみにセキュリティインシデントは、悪意のある攻撃や不正行為によってシステムやデータが危険にさらされたり、侵害されたりする状況を指します。

検知した上記のようなインシデントに対してエンドポイントの隔離、不正プロセスの停止、攻撃を遮断するための対策を実施することで被害の拡大を阻止します。

EDR製品の選び方・比較のポイント

EDR製品の選び方や製品比較の際は、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。

以下では、効果的なEDR製品の選択と比較を行う際に留意すべきポイントを4つ解説します。

導入コスト・運用コスト

EDR製品の選択や比較において、導入コストと運用コストを考慮することは非常に重要です。

エンドポイントに関するセキュリティ機能を包括的に備えた製品は、一般的に導入コストが高くなります。

例えば、脆弱性管理や次世代アンチウイルス(NGAV)などの機能を組み合わせた製品は比較的高価です。コストを抑えたい場合は、特定の機能に特化したEDR製品を選ぶことを心がけましょう。

また、EDR製品を運用する際には、専門知識を持ったスタッフやセキュリティ監視センターの設置が必要な場合があります。ただしこれには人件費やトレーニング費用がかかります。これらの運用コストを抑えるためには、製品の使いやすさや自動化機能の有無を検討することが重要です。

予算を抑えるためには、エンドポイントに特化したEDR製品を選ぶことも一つの手でしょう。これにより、必要なセキュリティ機能を選択しながらも、適切なコスト管理を実現することができます。

導入形態

EDR製品の選び方・比較において、導入形態も重要なポイントです。

導入形態は、一般的にオンプレミスとクラウドの2つに分けられます。

オンプレミス型は、組織内のローカル環境でシステムの構築や運用を行います。自社でサーバーやネットワークを管理・運用するため、変更やカスタマイズなどの柔軟性に優れています。

ただし、導入にはハードウェアやソフトウェアの購入・設定が必要であり、初期費用やメンテナンスに費用と労力がかかる傾向があります。

一方クラウド型は、ベンダーのクラウド環境上でEDRサービスを提供してもらう形態です。導入が比較的容易であり、初期費用やハードウェアの調達にかかる負担が少なくなります。また、柔軟なスケーラビリティやリソースの効率的な活用も期待できます。

ただし、ネットワークへの接続が必要であり、データのセキュリティやプライバシーも考慮する必要があります。それぞれ一長一短であるため導入形態の選択は、組織のニーズや要件に合わせて検討することが大切です。

システム連携

システム連携は、EDR製品の選択や比較において重要なポイントです。

特に、既に導入しているセキュリティ対策ソフトウェアや製品との連携がスムーズに行えるかどうかは、組織のセキュリティ戦略の一環として考慮する必要があります。

EDR製品は、他のセキュリティソリューションと連携することで、セキュリティイベントの全体像を把握し、効果的な対応を行うことが可能となります。

例えば、SOAR(Security Orchestration, Automation, and Response)との連携により、自動化されたインシデント対応やワークフローの統合が実現できます。また、ファイアウォールやSIEM(Security Information and Event Management)との連携により、異常なネットワークトラフィックやイベントの監視・分析が強化されます。

システム連携の柔軟性は、効率的なセキュリティ運用と対策の迅速性を向上させる重要な要素です。そのため、EDR製品を選ぶ際には、他のセキュリティ対策ソフトウェアや製品との連携性を確認し、組織のセキュリティ戦略に合致しているかどうかを慎重に評価することが重要です。

導入実績/サポート体制

導入実績とサポート体制もEDR製品の選択や比較において重要な要素です。

導入実績が豊富な製品は、信頼性や効果の高さを示す重要な指標となります。特に、自社と同じ業種の企業であれば、同じようなセキュリティ課題や要件を抱えていることが多く、その製品を導入する価値があるのか見極めることができます。業種特有の脅威やコンプライアンス要件に対応している製品は、導入後の効果が期待できると言えます。

また、サポート体制も重要な要素です。製品を導入した後に発生する問題やトラブルに迅速に対応してもらうためにも、ヘルプデスクの対応時間や対応範囲を確認することが重要です。24時間体制でサポートを提供しているか、または緊急時の対応が可能かどうかなど、自社の運用状況やニーズに合わせたサポートが受けられるかを確認しましょう。

また、社内に専任の担当者がいない場合は、専属のコンシェルジュやカスタマーサポートが付くかどうかも重要です。専門知識や技術力を持つ担当者がサポートを担当し、適切なアドバイスやトラブルシューティングを提供してくれることで、製品の効果的な運用が可能となります。

上記を踏まえ、信頼性の高い製品と強力なサポート体制が組み合わさることで、EDRの導入と運用の成功を確かなものとできるでしょう

EDRのおすすめ製品やツール・ソフト10選

EDRは、エンドポイントセキュリティの強化や脅威対策において重要な役割を果たします。

ここでは、優れた機能や性能を備え、幅広いニーズに対応するEDR製品のの中から、おすすめの10選をご紹介します。それぞれの製品の特徴や利点を確認し、自社のニーズや要件に最適なEDR製品を選ぶ際の参考にしてください。

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製品名IIJセキュアエンドポイントサービスTrend Micro Apex OneSentinelOneSymantec Endpoint SecurityKeepEyeEXOセキュリティCybereason EDRESET Enterprise InspectorHarmony EndpointMVISION EDR
月額費用要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ5,500〜11,000円(税込)要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
導入形態クラウド型オンプレミス型
クラウド型
オンプレミス型
クラウド型
オンプレミス型
クラウド型
ハイブリッド型
クラウド型クラウド型クラウド型オンプレミス型
クラウド型
クラウド型クラウド型
サポート体制日本語サポート有り24時間365日サポート要問い合わせ要問い合わせアナリストによる24時間365日監視要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
特徴BlackBerry社のAI技術による検知エンジンを導入AIや機械学習を活用して攻撃を迅速に特定エンドポイントセキュリティに特化したEDR統合セキュリティ機能によりデバイスを総合的に管理セキュリティ専任者不在でも対応可能探知率が高いグローバルセキュリティエンジン搭載AIエンジンが情報を分析してリアルタイムにサイバー攻撃を検知すべての端末からデータを送信しリアルタイムで分析問題調査〜復旧の作業を自動化しており迅速な復旧が可能攻撃をリアルタイムで検出する機能
公式サイト公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら

1.IIJセキュアエンドポイントサービス

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-引用:IIJセキュアエンドポイントサービス公式HP
IIJセキュアエンドポイントサービスのおすすめポイント

1.資産管理が統合されたツールを提供しており、即座に原因を究明可能
2.マルウェアの状況は管理画面から閲覧操作でき、作業時間を大幅に削減
3.具体的な対策のフィードバックがあり、調査が効率化

IJセキュアエンドポイントサービスは、複数のセキュリティ機能を提供します。アンチウイルスおよびマルウェア対策機能があり、悪意のあるソフトウェアやウイルスからエンドポイントを保護します。また、ファイアウォール機能により、ネットワーク上の不正なアクセスや攻撃からエンドポイントを守ります。

リアルタイムでの脅威インテリジェンスの提供も行います。最新の脅威情報や攻撃手法に関する情報を収集し、エンドポイントの保護策をアップデートします。これにより、新たな脅威に対しても迅速に対応することができます。

2.Trend Micro Apex One

-引用:Trend Micro Apex One公式HP
Trend Micro Apex Oneのおすすめポイント

1.高度な自動脅威検出により業務パフォーマンスが向上
2.EPPとEDRの統合によって可視性が一元化され業務効率アップ!
3.脅威の検出や調査、対処を単一のエージェント内で提供するので管理が簡潔に!

トレンドマイクロのEDR(エンドポイント検知と応答)ソリューションであるTrend Micro Apex Oneは、高度な脅威の検知と防御機能を備えており、AIや機械学習を活用して脅威や攻撃を迅速に特定・対応します。

マルウェア、ランサムウェア、不正アクセスなどのエンドポイントに対する多層防御を提供し、セキュリティ機能を強化します。

また、Trend Microのグローバルスレットインテリジェンスネットワークを活用し、最新の脅威情報と対策を提供します。一元管理コンソールにより、エンドポイントのセキュリティ状態をリアルタイムで監視し、管理を簡素化します。

3.SentinelOne

引用:SentinelOne公式HP
SentinelOneのおすすめポイント

1.AIを搭載しており、瞬時に攻撃を防御するため被害を最小化
2.あらゆる侵入経路を可視化し、隔離、封じ込めを行うため業務の信頼性を確保
3.自律的なインシデント対応機能により、自動的に復旧が可能

SentinelOneは、エンドポイントセキュリティに特化したEDRソリューションで、AIによる自己学習機能を備えており、新たな脅威やマルウェアを自動的に検出することができます。これにより、常に最新の脅威に対して適切な防御策を提供します。

また、SentinelOneは自動対応機能を備えており、検知した脅威に対して迅速に対応することができます。マルウェアの隔離や悪意のあるプロセスの停止など、自動的な対応により被害の拡大を防ぎます。

さらに、ファイルの可視化と分析機能を提供しています。不審なファイルや挙動を詳細に分析し、潜在的な脅威を特定することができます。

4.Symantec Endpoint Security

引用:Symantec Endpoint Security公式HP
Symantec Endpoint Securityのおすすめポイント

1.エンタープライズ向けの自動化を実現し業務をスリム化
2.パターンマッチングでは検知が不可能な悪意ある振る舞いを識別でき、高い安全性を確保
3.WindowsだけでなくMacやLinuxにも対応するため設備の再投資が不要

Symantec Endpoint Securityは、アンチウイルス、ファイアウォール、侵入防止システム(IPS)、エンドポイント保護、デバイス制御、アプリケーション制御など、複数のセキュリティ機能を統合しており、包括的なセキュリティ対策が可能です。この統合アプローチにより、エンドポイントデバイスのセキュリティを総合的に管理することができます。

またセキュリティ管理の効率化にも優れています。統合されたセキュリティ管理コンソールを通じて、エンドポイントデバイスのセキュリティポリシーを作成し、展開および監視することが容易です。さらに、システムの可視性やレポート機能も充実しており、セキュリティ運用の効率化に貢献します。

5.KeepEye

引用:KeepEye公式HP
KeepEyeのおすすめポイント

1.未知のウイルスを自動で見つけるため、情報漏洩を未然に防ぐことが可能
2.パソコンの動作ログを取得しアナリストが対応を支援するため、迅速な復旧が実現
3.開発会社が運用まで行うため、自社で専門家を雇用する必要がない

KeepEyeは、高度なビデオ監視ソリューションが特徴のEDR製品です。

KeepEyeは優れた機械学習と人工知能の技術を活用しています。これにより、高度な動画解析が可能であり、異常行動の検出や顔認識などの高度な機能を提供します。他の製品と比較して、より正確な監視とリアルタイムの警告を実現します。

また、KeepEyeは柔軟性に優れています。さまざまなカメラやセンサーとの統合が容易であり、既存の監視インフラストラクチャとのシームレスな連携が可能です。これにより、既存の監視システムにKeepEyeを追加することで、効率的なアップグレードが実現できます。

6.EXOセキュリティ

引用:EXOセキュリティ公式HP
EXOセキュリティのおすすめポイント

1.脆弱性を常にチェックしてセキュリティ状態を維持するため取引先も信頼
2.個人情報保護法の遵守を徹底しており、顧客や企業を手厚く保護
3.初期費用/運用費用がオープンになっており検討しやすい

EXOセキュリティは、高度なセキュリティ機能を備えたEDR製品です。

まず、EXOセキュリティは包括的なセキュリティ対策を提供します。統合されたセキュリティ機能には、アンチウイルス、ファイアウォール、侵入防止システム(IPS)、スパムフィルタリング、ウェブフィルタリングなどが含まれています。これにより、さまざまな脅威に対して包括的な保護を実現します。

また、EXOセキュリティは高度な脅威インテリジェンスを活用しています。リアルタイムでの脅威情報の収集や分析を行い、新たな脅威に迅速に対応することができます。他の製品と比較して、より早い脅威検出と対策を提供します。

7.Cybereason EDR

引用:Cybereason EDR公式HP
Cybereason EDRのおすすめポイント

1.クラウド上のAIエンジンが情報を分析するためシステム負荷を低減
2.数万台のエンドポイント環境をリアルタイムに監視し、早期対応を実現
3.攻撃を直感的に可視化するため、正確かつ迅速な対応が可能

Cybereason EDRは、高度な脅威検知と包括的な可視性が魅力のEDR製品です。

まず第一に、Cybereason EDRは高度な脅威検知と対応能力を備えています。独自のAI(人工知能)技術とマシンラーニングにより、異常な行動やサイバー攻撃の兆候をリアルタイムで検出します。これにより、未知の脅威や高度な攻撃にも対応できます。

また、Cybereason EDRは包括的な可視性を提供します。エンドポイントデバイス上での活動やイベントの詳細な監視、ログの収集、ネットワークのトラフィック解析などを行います。これにより、攻撃の経路や侵入経路を特定し、セキュリティインシデントへの対応を迅速かつ正確に行うことができます。

8.ESET Enterprise Inspector

引用:ESET Enterprise Inspector公式HP
ESET Enterprise Inspectorのおすすめポイント

1.独自の検知機能を提供するため、セキュリティチームによる操作が不要
2.グループやユーザーに応じて検知ルールを調節でき、誤報の抑制が可能
3.エンドポイントをリモートで調査できるため、業務の中断が回避

ESET Enterprise Inspectorは、高速動作と柔軟性が特徴のエンタープライズ環境向けEDR製品です。

ESET Enterprise Inspectorは軽量で高速な動作が特徴です。エンドポイントへの負荷を最小限に抑えながら、リアルタイムでの監視とスキャンを行います。これにより、セキュリティソリューションの導入がシステムのパフォーマンスに与える影響を最小限に抑えることができます。

また、ESET Enterprise Inspectorは、使いやすさと柔軟性も重視しています。直感的な管理コンソールやユーザーインターフェースを提供し、セキュリティポリシーの設定やカスタマイズが容易です。さらに、モジュールベースのアーキテクチャにより、組織の特定のセキュリティニーズに合わせて機能を選択して展開することができます。

9.Harmony Endpoint

引用:Harmony Endpoint公式HP
Harmony Endpointのおすすめポイント

1.検知と防御に特化した機能強化を実装し、エンドポイントを包括的に保護
2.調査〜復旧までの作業の90%を自動化しており、業務の機会ロスを回避
3.6つのセキュリティ製品を1つに統合しており、導入コストを削減

Harmony Endpointは、高度なエンドポイントセキュリティを提供するEDR製品です。

Harmony Endpointは、高度な脅威インテリジェンスとマシンラーニング技術を活用しています。リアルタイムの脅威情報の収集と分析を行い、新たな脅威に対して迅速かつ効果的な対策を実施します。異常な挙動や不審な活動を検知し、攻撃を事前に防ぐことが可能です。

Harmony Endpointはクラウドベースのソリューションであり、クラウド上でのセキュリティ機能の提供や脅威情報の共有が行われます。これにより、リアルタイムのセキュリティ保護とアップデートが可能となります。

また、セキュリティイベントの可視性と分析のために重要なデータをクラウド上で収集し、効果的なセキュリティ対策を実施することができます。

10.MVISION EDR

MVISION EDRのおすすめポイント

1.脅威解析をAIが自動補助し正確性を担保!
2.端末状態をリアルタイムで確認するため迅速対応が実現
3.取得したデータをクラウド上で保持するのでオフラインでも調査が可能

MVISION EDRは、リアルタイムでエンドポイント上の異常なアクティビティや攻撃を検出し、迅速に対応する能力を持っています。脅威インテリジェンスや機械学習などの先進的な技術を利用しており、エンドポイントの監視と検知を行います。

この製品は、異常な振る舞いや攻撃パターンを検出するだけでなく、自動的にセキュリティインシデントを通知し、迅速な対応を支援します。また、感染したファイルの隔離や不正プロセスの停止、マルウェアの駆除など、効果的なインシデント対応も提供します。

MVISION EDRは、グローバルな脅威情報やマルウェアの定義などの最新の情報を統合し、高度な脅威インテリジェンスを提供します。これにより、新たな脅威に対しても迅速に対応することが可能です。

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製品名IIJセキュアエンドポイントサービスTrend Micro Apex OneSentinelOneSymantec Endpoint SecurityKeepEyeEXOセキュリティCybereason EDRESET Enterprise InspectorHarmony EndpointMVISION EDR
月額費用要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ5,500〜11,000円(税込)要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
導入形態クラウド型オンプレミス型
クラウド型
オンプレミス型
クラウド型
オンプレミス型
クラウド型
ハイブリッド型
クラウド型クラウド型クラウド型オンプレミス型
クラウド型
クラウド型クラウド型
サポート体制日本語サポート有り24時間365日サポート要問い合わせ要問い合わせアナリストによる24時間365日監視要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
特徴BlackBerry社のAI技術による検知エンジンを導入AIや機械学習を活用して攻撃を迅速に特定エンドポイントセキュリティに特化したEDR統合セキュリティ機能によりデバイスを総合的に管理セキュリティ専任者不在でも対応可能探知率が高いグローバルセキュリティエンジン搭載AIエンジンが情報を分析してリアルタイムにサイバー攻撃を検知すべての端末からデータを送信しリアルタイムで分析問題調査〜復旧の作業を自動化しており迅速な復旧が可能攻撃をリアルタイムで検出する機能
公式サイト公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら

まとめ

EDRは、現代のセキュリティ脅威に対抗するための最適なソリューションです。

エンドポイント上の異常なアクティビティや攻撃をリアルタイムで監視し、迅速かつ効果的に対応することができます。企業や組織においては、データの保護やセキュリティの強化が不可欠なのです。

セキュリティリスクへの早期対応と攻撃からの保護を実現するために、ぜひEDRの導入を検討してみてください。

本記事はこちらを参考に制作しています。

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