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こんにちは。ホワイトハットな松本です。
世界最大のセキュリティカンファレンス『Black hat USA 2019』に、今年も参加してきました。
その旅路をお届けします!
■Black hatとは?:
Black hatは今年で開催22年目を迎える、世界最大規模のサイバーセキュリティの国際カンファレンスです。
毎年、USA、Europe、Asiaの各都市で開催されていますが、ラスベガスで開催されるイベントは、世界各国から17,000人を超えるセキュリティの専門家が参加するなど、ものすごい盛り上がりを見せています。
また、世界中の研究者が日々研究した成果をここで初めて発表するケースも多く、発見された脆弱性などが大きな話題になることも面白さの一つ。そして世界中のセキュリティ第一人者と気軽に出会うことができ、濃い目のネットワーキングもできちゃいます。
まさに世界最先端のセキュリティ情報を、バンバン入手することができるイベントです。
(Black hat概要:
https://www.blackhat.com/about.html)
■会場の様子:
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会場となる『Mandalay Bay Resort\xa0& Casino(
マンダレイ・ベイ・リゾート アンド カジノ)』ネバダ州ラスベガスにあるカジノホテル。余談ですが、一週間前はeスポーツのイベントEVOが行われています。
黄金に輝くド派手な会場、雰囲気があるでしょう?近づくにつれて気分も徐々に上がっていきます。でもここには泊まってません、残念!
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ホテルのコンベンション区域は Black hat 一色です。
ここにいる全員が研究者だったり、ハッカーだったり、セキュリティ会社勤務だったりと思うと変な感じ。
■Keynote / Briefing:
Black hat は大きく分けて、Training と Briefing があります。私は今回は Briefing のみに参加しました。
Briefing のオープニングを飾るのが Keynote です。Keynote だけは同ホテルの巨大なホールで行われます。すごい数のスポットライトです。ここまで来たらエンターテインメント...といいたいところですが Keynote の内容はいたって真面目。この人数の方が固唾を呑んで聴講されています。
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Keynote が終わると講演がそれぞれ始まります。ここで大変なのは講演のトラックがいくつか分かれており部屋がトラックごとに異なっています。部屋も同ホテル内にはあるのですが、ホテル自体が広すぎて移動するだけでもとても大変です。ましてや人気のあるセッションは混雑していて時差ボケも重なりフラフラします。セキュリティは体力勝負なのを実感する瞬間です。
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■Arsenal:
それ以外にBlack hat でおすすめしたい企画があります。これは「Arsenal」というイベントです。Arsenal はチーム名ではなく直訳すると武器庫という意味です。これは各発表者がオープンソースのツールを展示して発表するというものです。私も数年前にここで発表したことがあるのですが、Briefingと違い規模は小さく、その分発表者と聴講者の距離が近く、具体的なディスカッションができます。ですので、発表して終わりではなく世界中の聴講者からのフィードバックを一瞬でゲットすることができます。
この試みはだんだん大きくなっており、国内の最大カンファレンスである CODE BLUE でも Bluebox という企画ができているみたいですよ。
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■所感:
Black hat は Briefing だけだと2日間という短い期間ですが、かなり濃い経験を得ることができました。
そして、毎年内容がトレンドが変わってきているというのが印象的です。特に Red Team という単語がよく出てくるようになり、実践的なセキュリティがますます重要になってきていると感じました。攻撃者を上回るようなセキュリティ技術が必要であると再認識できました。がんばるでー
■おまけ:
Black hat はセキュリティ技術も規模がすごいですが、ネットワーキングも規模が違います。
少しだけ紹介しますとこちらは Rapid 7 のパーティです。「Ceasars Palace」ホテルのナイトクラブを借り切ってのパーティ。チケットを入手するとふらっと入ることができます。かっこいいですね。普通に入るんやったらいくらかかるんやろ...
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こちらはまた別の参加させて頂いたパーティです。
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ドリンクは高頻度で飲み放題。
「ビール飲み放題うぇーい!」
ラスベガスはこの時期、気温が40℃の砂漠地帯です。
ビールを飲んで体を冷やし明日に備えなければなりません!仕方ない!
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ビールビールビーーーール!
(この後めっちゃ雨に降られる。※なぜか私がラスベガス行くと毎回雨が降ります。なんとかしてくれ)
Defconへつづく